熊本出張の帰りに、玉名市歴史博物館の企画展「福島の菊池一族」に行ってきました。以前にも紹介しました、
『探求菊池一族』のベースになった資料の展示です。
その感想はさておき、玉名と言えば菊池一族関連史跡の宝庫です。今回は電車移動でしたので、バスと徒歩で少しだけ史跡巡りをしてきました。ということで、これを機にしばらくは玉名の史跡をご紹介していこうと思います。全部紹介していると、今年中には終わらない気もしますが…。
今回は訪れていませんが、やはりまずは、実は全国の菊池一族が祀られている神社の中で、ある意味最もおいしい神社である、
玉名大神宮です。何せ、初代則隆公から12代武時公までが祀られているわけですから、これ以上の贅沢はありません。菊池市の
菊池神社・
城山神社のセットも強力ですが、両神社は顔ぶれは豪華ですが当主だけだと8人、こちらは人数は少ないですが当主12人です。
説明板はこちら。少し大きめに。
「玉依姫」が則隆公の娘ということになっています。
玉依姫の墓碑もありますが、あまり大切にされている感じがしません。
さて、12人の当主は、二つの末社に祀られています。まずは西末社。
三代経頼、
四代経宗、
五代経直、
六代隆直、
九代隆泰、
十代武房、
十一代時隆、
十二代武時公がギュッと詰まっています。
東末社がこちら。
玉依姫、
初代則隆、
七代隆定、
二代経隆、
八代能隆公。こちらは少しゆったりしていますか。ただ、なぜ1,2,飛んで7,8をセレクトしているかはわかりません。
両末社のおかげで、すっかり影が薄い本社。おそらく主神である…、誰だっけ?
これで菊池24代の半分にお詣りできるわけですから、やはりお得ですね。
次回は、玉名と言えばやはり高瀬氏なので、高瀬氏関連の史跡を予定しています。
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