またも久々の更新になってしまいました。
菊池五山の紹介がまだ2つだけで気持ち悪いですので、残りをご紹介していきます。今回取りあげるのは手洗水山南福寺です。
文献によっては手「水」山となっています。
近くに清泉があるため手水山と名付けられたそうで、たしかに地元の人が釣りをしている池があります。近くには菊池十八外城の古池城があるのですが、この由来になっているかどうかは定かではありません。
南福寺はもとは天台宗だったものを、菊池五山制定に当たり武光公が浄土宗になったようです。付近に散在する五輪塔は、古池城主の出田氏関係、もしくは後に城主を務めた城氏のものと考えられます。
なお、『菊池の歴史遊歩』に「菊池の武士の伝説につながる『こまどめの桜』」があるとありますが、これは藩主細川氏が巡視の際に馬をつなぎとめたから、ということらしいです。なんだ、菊池氏と関係ないのか。
次は近くにある古池城について。
【文献】
『菊池の歴史遊歩』
『菊池市の文化財』
【手水山南福寺】
菊池市出田(上出田)
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