菊池五山が終わったので、菊池十八外城の残りについてつらつら書いていこうと思います。
すでに
城林城と
古池城について書きましたので、その中間に位置する戸崎城にします。
戸崎城は『武王の門』にも登場する、鹿島氏が代々城主を務めたとされます。多くの人にスルーされるのですが、山麓にある「土阿弥陀」が鹿島刑部の墓らしく、
大原合戦でも活躍した御仁です。
戸崎城の駐車場は、土阿弥陀からさらに車を山に走らせたところに小さなスペースがあったのですが、たまたま訪問した2011年3月30日に拡張されており、3台ほど駐まれるようになっているので、殺到してもらって大丈夫です。
駐車場から南東が主郭とされ、
こんもりとした円形状高台の上に直径約12mの削平地があり、城趾碑がたちます。
さて、駐車場に戻って北西方面には「物見」と伝わる小山があります。
ここからの景色は確かに良く、菊池川と
隈府城方面を見渡せます。
さて下を見ると、土塁を伴う堀が残っています。
十八外城の中でも珍しく城の雰囲気を醸し出している城と言えます。
【文献】
『日本城郭大系』
『日本城郭全集』
『菊池市の文化財』
【戸崎城】
菊池市今 3台ほどの駐車場あり
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