17年前の今日、1996年2月14日、羽生善治六冠が王将戦第四局で谷川浩司王将に勝利し4-0で王将位を奪取、前人未踏の七冠制覇の偉業を達成しました。え?バレンタイン?なんですかそれ。
羽生フィーバー、懐かしいですね。
実はこの七冠制覇、一度は潰えたと見られていました。というのも、さらに一年前初の六冠王となった羽生六冠は、七冠目を賭けて谷川王将に挑戦し、フルセットの末3-4で挑戦に失敗しています。阪神大震災で被災した谷川王将の見事な防衛でした。
さすがにそこから6つのタイトルを防衛し、さらに王将挑戦権をまた獲得するなんて、いくらなんでも羽生先生でも無理だ、七冠は夢に終わったとほとんどの人が思ったのですが、なんと6つのタイトルをすべて防衛し、さらに王将挑戦権も獲得したのです。そして結果は冒頭の通り。
あれから17年、獲得タイトルは既に歴代最多の83期、42才で未だに3冠保持ですから驚きです。
さて、囲碁界では井山裕太五冠が六冠目に挑戦中です。井山フィーバーが果たしてくるかどうか。
なお、井山五冠の奥様は女流棋士の室田さんです。
昨年夏、新婚の室田女流初段と。
明日も今日は何の日?について。
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